ももたろうのつづき
文京シビックホール「響きの森きっずリモートプログラム」として、昔話のつづきを妄想して演劇化する映像作品を発表しました。
『ももたろうのつづき』はタイトルの通り、桃太郎が鬼ヶ島から帰ってきてからのお話です。
モンスターペアレントになって民事訴訟を起こそうとする鬼のお母さんや、「ごめんなさい」をしにふたたび鬼ヶ島を訪れるももたろう一行など、原作とは一味違う個性的なキャラクターたちが登場します。
敵とか味方とか、分かり合えないもの同士がそれでも一緒に笑い合う姿を観て、観終わったあとにちょっとだけ人間に優しい気持ちになれたらいいな、という願望で創作しました。
作品鑑賞を通じて大人と子供の対話が生まれることを目的とした、範宙遊泳の<シリーズ おとなもこどもも>。
ぜひご家族みんなでお楽しみください!
続かない物語などない終わったようにみえてもなにひとつ終わってないまだそれは続いてる!!
山本卓卓
文京シビックホール 響きの森きっずリモートプログラム
範宙遊泳 <シリーズ おとなもこどもも>
『ももたろうのつづき』
作・演出:山本卓卓
出演:埜本幸良 福原冠 名児耶ゆり
撮影協力・編集:たけうちんぐ
ビジュアル:たかくらかずき
作曲(ラップ・あいつがくるぞ):福原冠
音響・照明・映像:山本卓卓
衣裳:臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス)
装置・仕掛け:埜本幸良 福原冠 名児耶ゆり
藤井ちより 坂本もも 山本卓卓
小道具製作・制作:藤井ちより
プロデューサー:坂本もも
協力:森下スタジオ プリッシマ
モモンガ・コンプレックス 西山梨香
助成:公益財団法人セゾン文化財団(山本卓卓フェロー)
企画制作:合同会社範宙遊泳
主催:文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー)
作・演出・音響・照明
山本卓卓 やまもとすぐる
劇作家・演出家。範宙遊泳代表。1987年山梨県生まれ。
幼少期から吸収した映画・文学・音楽・美術などを芸術的素養に、加速度的に倫理観が変貌する現代情報社会をビビッドに反映した劇世界を構築する。
アジア諸国や北米で公演や国際共同制作、戯曲提供なども行い、活動の場を海外にも広げている。
『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。
公益財団法人セゾン文化財団フェロー。急な坂スタジオサポートアーティスト。
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)2018グランティアーティストとして、2019年9月〜2020年2月にニューヨーク留学。
2020年5月に「むこう側の演劇」を始動し、オンラインをも創作の場として活動している。
撮影:雨宮透貴
出演・仕掛け・装置
埜本幸良 のもとさちろう
俳優。1986年生まれ。岐阜県出身。2010年より範宙遊泳に所属。
身体的な演技に定評があり、観客に強い印象を残している。
舞台の撮影・舞台映像の製作・リトミック・中高生への演劇WSなど幅広く活動。
主な外部出演作に、柳生二千翔『アンダーカレント』(作・演出:柳生二千翔)、
CHAiroiPLIN+三鷹市芸術文化センター 太宰治作品をモチーフにした演劇公演 第14回『ERROR~踊る小説4~』(原作:太宰治 振付・構成・演出:スズキ拓朗)、笛井事務所 『愛の眼鏡は色ガラス』(作:安部公房 演出:山崎洋平(江古田のガールズ)、突劇金魚『漏れて100年』(作・演出;サリingROCK)などがある。
出演・仕掛け・装置・ラップ作曲
福原冠 ふくはらかん
神奈川県出身。明治大学を卒業後、活動を開始。
2014年より劇団「範宙遊泳」に加入、以降国内外での公演に参加。
2015年より演劇ユニット「さんぴん」を始動、『君の人生の断片は、誰かの人生の本編だ』をキーワードに「人を通して土地を描く」創作もしている。
主な舞台出演に、KAAT『人類史』、KAAT・KUNIO共同製作KUNIO15『グリークス』、東京グローブ座/シーエイティプロデュース『HAMLET -ハムレット-』、篠田千明『ZOO』、木ノ下歌舞伎『黒塚』、FUKAIPRODUCE羽衣『よるべナイター』、ヌトミック『ネバーマインド』。
TVCM スタッフサービス「意識高い系編」、NHK Eテレムジカ・ ピッコリーナ「奇跡の二人」「空気のように」テレビ東京ゴッドタン「マジ芝居選手権」「ストイック暗記王」など。
所属事務所はプリッシマ。
撮影:bozzo
出演・仕掛け・装置
名児耶ゆり なごやゆり
東京都出身。
幼少期より合唱団に所属し、童謡やCMソングを歌う。
『Annie』(日本テレビ)『CABARET』(ホリプロ)『MOZART!』(東宝)などミュージカルを中心に活動。
自身でもオト・コトバ・カラダを織り交ぜた作品をつくり発表する。
近年は範宙遊泳『その夜と友達』、ワワフラミンゴ『ハートのふゆ合戦』、デラシネラ『分身』、谷賢一演出『人類史』等の作品に出演。
またMVやCMの出演、特別養護学校でのワークショップ、こども向け音楽パフォーマンス、俳優・端田新菜とアコーディオン・権頭真由と創作したヘンテコお芝居ミュージカル「おせんべんべん」など、活動は多岐にわたる。
撮影:石倉来輝
範宙遊泳×コネリング・スタディ
演劇ワークショップ
「ももたろうのつづき」を作ってみよう!
誰もが知っている童話「桃太郎」のつづきを、子どもたちと劇作家である山本卓卓が一緒に考え、俳優が演じ、子どもたちだけのオリジナル作品を作るワークショップです。
範宙遊泳が制作した映像作品『ももたろうのつづき』では、鬼退治の後日譚が描かれています。
モンスターペアレントになって民事訴訟を起こそうとする鬼のお母さんや、「ごめんなさい」をしにふたたび鬼ヶ島を訪れるももたろう一行など、原作とは一味違う個性的なキャラクターたちが登場します。
”むかしむかし”のつづきを自由に妄想して、”いま”の新しい「桃太郎」を物語るこころみです。
そんなふうに、あなたならではの新しい「ももたろうのつづき」を想像して、こだわりを詰め込んだ演劇づくりを体験してみませんか?
日時
8月29日(日)
午前の回 10:00~12:00(対象:小学1年生〜小学3年生くらい)
午後の回 14:00~16:00(対象:小学4年生くらい〜)
※午後の回は、大人だけの参加も可
会場
オンライン(ZOOM使用)
定員
8組程度/1回
参加費
1,000円
※抽選後、お支払い用URLをお送りします
出演
山本卓卓(劇作家・演出家)
埜本幸良(俳優・範宙遊泳)
福原冠(俳優・範宙遊泳)
井神沙恵(俳優・モメラス)
お申込
https://momotarou-hanchu.peatix.com
※抽選締め切りは8月22日(日)23:59です。
※抽選結果は8月24日(火)までにメールでお知らせします。
メールはtfa.learning@gmail.comより送付します。あらかじめ迷惑メール設定などをご確認ください。